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治療について

病巣感染を防ぐ

 離れたところに二次疾患を引き起こすことを病巣感染といいます。その出発点となりやすいのが喉、鼻、口です。口呼吸をしていると起こしやすい喉のリンパの炎症や鼻炎、副鼻腔炎、慢性上咽頭炎、歯周病、むし歯、失活歯、歯の根の炎症、ボーンキャビテーションなどを改善することは、全身の健康管理をする上でとても大切です。

 

ボーンキャビテーションについて

  • 神経、血管を失い感染を起こした失活歯、

  • 失活歯の周囲の感染した骨、

  • 歯を失った後の感染した骨

のことをキャビテーション(NICO)と呼んでいます。口の中ではあまり自覚症状が無くても血管やリンパを通り全身へ運ばれ重篤な二次疾患を引き起こす可能性があります。これを病巣感染と言います。病巣感染は99%が歯と扁桃を原病巣として生じていることがわかっておりそれだけ失活歯という歯髄を失った状態は非常に特殊で注意を要する組織です。今後、他の歯は歯髄を失わないように予防に努めましょう。

キャビテーションに関して詳しくはこちらから

口腔機能をUPする

 口は食べる、話す、呼吸するといった重要な役割の他に姿勢などにも影響しています。無意識に行っている口の使い方を改めることも健康維持に大きく関わってきます。各世代にやれることがあります。赤ちゃんはマザークラスで、15歳までのお子さんは健康保険で口腔機能の発達の支援を受けることができます。また、筋機能療法(7歳~成人)も行っています。口腔機能の未発達または低下は上気道抵抗症候群、閉塞性睡眠時無呼吸症なども引き起こします。それらがいびき、寝起きの悪さ、昼間の眠気、やる気が起こらない、いらいらする、夜尿症、低身長、発達障害などの症状を引き起こしてることがあります。子どもの睡眠時無呼吸症は一見熟睡しているように見えるのでわかりにくいことが多いです。横寝やうつぶせ寝をする、いびきや鼻息が荒いといったことがあればご相談ください。

大切な舌の位置に関する知識

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 上の歯と下の歯に囲まれた空間には舌を収めています。この空間が狭いと舌を収めるスペースが足りずに舌を下げるか後ろに引いてしまうことになります。

 下がった舌により空気の通り道である気道が狭くなります。これが非常に問題です。無意識に誰もが行っている呼吸がそれぞれ質が違うということです。365日欠かさず行っている呼吸の質が高いものであれば体は強く健康でいられるのではないでしょうか。自然な質の高い呼吸ができるようになると姿勢も変化します。

 矯正治療にしても、むし歯や歯周病でかぶせものをする場合もすべてこの舌を収める空間に配慮した歯科治療が必要です。

筋機能療法について

 

 口の周囲の筋肉や舌は呼吸や食事、発音、姿勢保持に関与します。それらの使い方で免疫力を上げも下げもします。子供のころからの癖で四六時中、体の免疫力を下げる使い方をしている場合は問題です。  本来、口は食べものに混入して体に良くないものが入ってきやすいところであり、菌の感染の入口にもなりやすいところです。そのため、体を守るための機能がたくさん備わっています。

 

 そのため体に悪影響を及ぼす口の使い方を改めること、そして体を守る機能を最大限に引き出すことが大切です。 しかし、もともと良いとか悪いとか考えずに、無意識に行ってきたことを我流で変えていくのは難しいものです。そこで、筋機能療法として部分の使い方の練習をし、筋力UPを図ります。 当院の筋機能療法はLesson1~3とFinal Lessonの計5回を最低のコースとし、筋力の弱さなどを加味してLessonを増やします。

 

 1回のLessonは30分程度ですが、1日のうち、30分間集中してがんばれば良い結果が出るのではなく、その後一生体に優しい口の周囲の筋肉や舌の使い方を持続させることが最終目標ですので、常に日常のものとして自分のものにしていくことが大切です。

生体親和性の高い歯科材料の選択

 当院ではとにかく天然の歯を保つことを第一にしながら、どうしても治療しないといけない状態になった歯はできるだけ生体親和性の高い歯科材料を使って治療するようにしています。当院は強い薬剤を使用していないので歯科特有の臭いもありません。

 

ガルバニック電流が起こす様々な症状

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 口の中は唾液で湿った状態です。そこに金属があると少しずつ金属が溶け出し、同時に電気が発生しています。これをガルバニック電流といいます。ドイツ製のμポテンシャルというガルバニック電流を計測する器械は2マイクロアンペア・50ミリボルト以上の電気を計測することができますが何も入っていない天然の歯はこの数値以下で電気は発生していません。しかし、金属が入った歯を計測してみると・・・ なんと高い人では90μA以上、600mV以上もの電気が発生しています。

 心電図の電流の振幅の最大値が約3.5mV前後なので、その数100倍以上の電気が口腔内に発生していることがあります。

 人の体は脳波や心電図を計測できるように微弱な電流が流れています。しかしあくまで微弱電流であってこのように人工的に高い電気の発生は交感神経の緊張につながり、自律神経失調の状態、肩こり、頭痛、めまい、耳鳴り、腰痛、関節痛、抑うつ状態などさまざまな症状に関係している場合があります。

ガルバニック電流に対してどうすればいいの・・・? 5つの対処法

1.予防が大事

 どんなにいいものを入れようとも自分の歯に勝る修復物はありません。今後異物を自分の体に増やさないように予防に取り組みましょう。

2.食生活にも注意を

 どんな食生活を送っているかでガルバニック電流の発生量は変わります。肉、加工食品、砂糖などをたくさん食べているとガルバニック電流は高くなります。野菜中心の和食メニューを増やしましょう。

3.歯磨きをきちんと!

 歯みがきがおろそかでプラーク(歯垢)がたくさんあると口の中は酸性に傾いており、電流発生も高くなります。きちんと歯みがきをすることで電流発生を少しでも抑えましょう。

4.気持ちに余裕を

ストレスを多く抱えていたり、口呼吸をしていると唾液が減少し口の中の環境が悪くなり、電流発生は高くなります。口はぴったり閉じて鼻呼吸し、余裕のある生活ができるといいですね。

5.ノンメタル歯科治療のススメ

 上記のことをやっても電流発生を0にすることはできません。金属はゴールドやチタンであっても電気は流れます。できるだけ電気の流れない無金属・ノンメタルで治療をされることをお勧めします。

歯科治療において大切にしている3つのこと
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